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相続遺産となった不動産の値段をはかるにはどうすればよいですか?

相続遺産となった不動産の値段をはかるにはどうすればよいですか?

公的価格をベースにできますが厳密にはいくつもの評価法があります。

土地取引の目安となる金額

土地取引の目安となる金額

土地取引の目安となる金額

不動産の値段(評価額)というものは見積もりの難しいものです。景気による値動きが激しいですし、評価の方法もいろいろあって、ぴったり正確な額をはじき出すというわけにはなかなかいきません。

土地の金額は評価額の種類によって異なります。同じ土地でも、目的によって数種類の価格があるのです。

  • 実勢価格・時価⇒実際に土地の売買契約が成立した価格。売却するときの参考に。
  • 公示地価/基準地価⇒国土交通省が公示する土地の価格。基準地価は都道府県が発表する。資産価値を知るとき参考に。
  • 路線価⇒道路に付けられた値段。相続税や贈与税における基礎となる価格。
  • 固定資産税評価額⇒市町村が不動産に税金を課すときに使う評価額。土地にかかる税金の計算の基礎となる価格。

不動産の値段を調べる方法

不動産の値段を調べる方法

不動産の値段を調べる方法

土地がいくらで売却できるか知りたい時に土地価格を調べる方法です。

売却してお金にかえるおつもりなら、実際に売れた額がまさにその不動産の評価額で、その額を相続人で分ければいいですね。

不動産のいろいろな評価方法

不動産のいろいろな評価方法

不動産のいろいろな評価方法

不動産の値づけの専門家は不動産鑑定士です。 不動産鑑定士は下記の3つの方法をケースによって使い分けたり織り交ぜたりして土地や建物等の不動産の合理的な価格を鑑定します。

  1. 原価法⇒主に建物の価格をはかる方法。新たに建築するとしたらかかる金額をベースに、そこから経年劣化による減価償却を行って値段を割り出す方法
  2. 取引事例比較法⇒同種、同条件の物件の市場価格を参考に値段を割り出す方法
  3. 収益還元法⇒その物件が将来生み出す利益の数値から還元して現在の値段を割り出す方法

相続人同士で争いになりそうで値付けを厳正にしたいなら、不動産鑑定士に頼むのもいいですが、鑑定料がかかります。
1番簡単にかつ詳細が分かるのは、近くの不動産屋さんに査定してもらうことでしょう。

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